先週、市内の八木北小学校にて「子育て講演会」の講師をしてきました。
「教師と保護者で困難を抱える生徒を支える」、副題「発達障害からの困り感 理解と支援」、なんと長い題名。
通常学級の中で困っている子どもたちが、自分の努力だけではどうにもならないことを分かってもらうだけで、楽になり変わっていけることを伝えたいなと思いました。
発達障害って何だろうと興味を持ってもらうだけで、「こんな子もいるんだな、こんなふうに困るんだ、そして、どうしたらいいんだろう」、そう思うことで見方が変わるはず。
ただ、「うるさいだけの子、めんどくさい子、落ち着きがない子、勉強ができない子」と思われていたのが、対応が違ってくるはずです。
子どもは発達障害を持っていてもそれが当たり前なので、どうしてできないかは説明も出来ず、もちろん言われたとおりに自力では直せないのです。 少しの理解と支援があればおおきく変われる彼らへ何かできないかと考え動いてくださった、校長先生はじめ諸先生方、そして、積極的な保護者の方々には、この仕事をしてきてよかったなと感謝しています、ありがとうございます。
すぐには変化がないかもしれませんが、周りの大人の対応が子どもの生きやすさに繋がるでしょう。
10年前には想像しなかった時間です、多謝。
八木北小学校にて