夏休み中の自由研究。今年は2回に分けて、小学生向けにはパソコンの分解、中高校生向けには分解と組立を行いました。

講師は、息子の中学の時の同級生、中山怜央さん。現在、独立に向け邁進中。

1回目は7月25日水曜、小学生5名と中学生1名(中高生予定が合わず)6名が参加。指導をしてくれる先生の話を真剣に聞き、順番にねじを回したり部品を外して分解していきます。この回は、後に組み立てる予定がないため細部にわたり細かく分解しました。2時間ほど、熱心に覗き込み気に入った部品を持ち帰っています。詳しい記事や写真はこちら

2回目は8月10日金曜、中学3年生4名と高校1年生1名の5名で、現在事務所で使用中のディスクトップPCを分解後に組立ました。この回は、組み立てる必要があり、ハードディスクの中やCPUなどが見ることが出来なかったので前回の写真やCPUの現物を用意して見せています。

それぞれ、興味を持つところや驚くところは様々ですが、おもしろがってくれたら良しと思います。また、これを基に課題を完成させるには、読み書きに困難がある生徒、記憶に困難がある生徒に合わせた支援が必要になります。出来ないからやらなくてよいと言うのは簡単ですが、みなと同じように新学期に提出したいと思う生徒もいます。出来ないところは手伝いながら、本人が学んだことを形にする過程を楽しめることも大切。

夏休みも後半、今年は早くに宿題が終わった生徒が多いなか、高校生の課題がかなり大変です。読み書きに障害がある生徒に何十ページもの書き写しはいかがなものかと。体調を崩し具合が悪いのを隠しながら頑張る必要があるのか。本当に理解されるまで、あきらめずに支援していくしかない、いつか笑い話になるときがくるのを信じて。

夏休み パソコン分解&組立